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千葉県柏市の中古車輸出・買取

海外輸出で高価買取できる車種とは?
輸出ガイド

海外輸出で高価買取できる車種とは?

「海外で人気の日本車なら、どんな車でも高く売れる」

実は、そう単純ではありません。

2009年 レクサス ISF ベースグレード

中古車を海外へ輸出する場合、その国ごとに輸入・登録・税金に関するさまざまなルールがあります。

どれだけ人気がある車でも、輸入できなかったり、登録するために高額な税金や費用がかかったりすれば、現地での販売価格とのバランスが合わず、日本での買取価格も上げにくくなります。

反対に、その国の輸入制度に合っていて、現地で欲しい人が多い車は、日本国内の相場以上に評価できることがあります。

SHONAN TRADINGはアイルランド・イギリス向けの中古車輸出を中心に行っています。

ここでは、日本の中古車、特にJDM車の輸出先として注目される国について、どんな車が輸出しやすいのかを見てみます。

アイルランド|日本車と相性の良い右ハンドル市場

1996年 トヨタ マークⅡ ツアラーV

アイルランドには、アメリカの「25年ルール」のような一律の年式制限はありません。

日本と同じ右ハンドル・左側通行ということもあり、日本から中古車が輸入されています。

ただし、重要なのが税金です。

乗用車を登録する際のVRTVehicle Registration Tax)は、基本的に車両のCO2排出量とアイルランド国内での車両評価額(OMSP)をもとに計算され、さらにNOx排出量に応じた課税もあります。

そのため単純に「2,000cc以下だから税金が安い」という仕組みではありません。

実際には、CO2排出量の少ないコンパクトカーや燃費の良い車が輸入しやすい傾向があります。

一方で、アイルランドには古い車に面白い制度があります。

製造から30年以上経過した車はVintage Vehicleとして扱われ、VRTVehicle Registration Tax)が大幅に優遇される制度があります。

そのため、日本では「30年前の古い中古車」でも、アイルランドではクラシック・ヴィンテージカーとして違う価値が生まれることがあります。

2026年現在なら、1996年頃以前に製造された車がこの30年という節目に入ってきます。

スカイライン、シルビア、セルシオ、クラウン、マークIIなど、1990年代の日本車が面白くなってくる市場です。

イギリス|大排気量JDMも狙いやすい市場

イギリスも日本と同じ右ハンドル・左側通行で、日本車との相性が良い市場です。

こちらもアメリカのような一律の「25年ルール」はありません。

そのため、比較的新しい日本車から旧車、スポーツカーまで幅広く輸出されています。

2019年 BMW X3

アイルランドのVRTのようなCO2排出量を基準に車両価格の大きな割合を課税する登録税とは制度が異なるため、大排気量のスポーツカーや高性能車も輸出候補になりやすいのが特徴です。

V84.0L5.0Lクラスを含め、日本の国内市場では維持費などから敬遠されやすい大排気量車でも、イギリスで需要が見つかることがあります。

ただし、ここは注意が必要です。

イギリスは「30年経てば税金がゼロ」ではありません。

Historic VehicleとしてVehicle Tax(自動車税)の免除対象になるのは、原則として40年以上前の車両です。また、MOT(車検)についても、原則40年以上前で大幅な改造がされていない車両などが免除対象になります。

日本から輸入する際には、VATや関税についても確認する必要があります。

アメリカ|JDM価格を大きく動かす「25年ルール」

JDM市場で非常に重要なのがアメリカです。

一般に「25年ルール」と呼ばれる制度があり、製造から25年以上経過した車両は、米国のFMVSS(連邦自動車安全基準)への適合に関係なく輸入できるようになります。

重要なのは「年式」だけではなく、製造日から25という点です。

そのため2026年は、2001年に製造された車が製造月に応じて順次25年を迎えます。

この25年という境目は、日本の中古車相場にも大きな影響を与えます。

それまでアメリカへ通常輸入できなかったJDMモデルが対象に入ることで、海外バイヤーからの需要が増え、オークション価格が動くことがあるからです。

さらに現在、日本から米国へ輸入される自動車については関税にも注意が必要です。

2025年の日米合意に基づき、日本製自動車については従来の関税と追加関税を合わせて原則15%となる枠組みが導入されています。

そのため「FOB価格に一律15%」と単純に考えるより、実際の輸出時には車種・原産国・関税分類などを確認する必要があります。

それでもアメリカのJDM人気は非常に強く、25年を迎えるモデルは中古車輸出業者にとって常に注目しておきたい存在です。

オーストラリア|「25年以上」だけではない独自の輸入制度

オーストラリアについては、

25年以上前の車しか輸入できない」

という説明は正確ではありません。

確かに、製造から25年以上経過した車には「Older Vehicles」という輸入ルートがあります。

しかし、それより新しい車でも、条件を満たせば**SEVSSpecialist and Enthusiast Vehicles Scheme**などを利用して輸入できる場合があります。

たとえば、オーストラリアで一般販売されていないモデルや、高性能車、希少車など一定の条件を満たした車両が対象になることがあります。

つまり、

25年以上の旧車

SEVS
などの条件を満たす比較的新しい車

の両方に輸入の可能性があります。

ただし、オーストラリアは車両輸入の手続きが比較的厳格です。

原則として車を輸入する前にImport Approval(輸入承認)を取得する必要があり、車両によってはRAVRegister of Approved Vehicles)への登録や、認定工場での適合対応などが必要になります。

そのため、オーストラリア向けの場合は**「日本で車を買ってから輸入できるか調べる」のではなく、購入前にその車がどの輸入ルートを利用できるのか確認することが重要**です。

同じ車でも「どの国へ売るか」で価値は変わる

中古車輸出の面白いところは、同じ車でも輸出先によって価値が大きく変わることです。

アイルランドなら、CO2排出量の少ない車や30年を超えたヴィンテージ車。

イギリスなら、大排気量車やスポーツカーを含む幅広い日本車。

アメリカなら、製造から25年を迎えたJDMモデル。

オーストラリアなら、25年以上の旧車やSEVSの対象となるスペシャリスト・エンスージアストモデル。

「日本でいくらで売れるか」だけではなく、「世界のどこならこの車を欲しい人がいるのか」。

SHONAN TRADINGでは、国内の中古車相場だけでなく、実際の海外需要や輸入制度も確認しながら車を査定しています。

日本では年式が古い、排気量が大きい、走行距離が多いといった理由で評価されにくい車が、海外ではまったく違う評価になることがあります。

愛車の売却を検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。

無料査定はこちら

https://www.shonantrading.jp/contact

次回のブログでは、アイルランド・イギリス・アメリカ・オーストラリアで実際にどんな日本車が人気なのか、国ごとに具体的な車種を紹介したいと思います。

輸出のお見積もりは無料です。

「これ送れるかな?」という疑問も、まずはお気軽にご相談ください。